サーチが車椅子寄贈
パチンコ店などを経営する伊那市の株式会社サーチが24日、車椅子3台を伊那市に寄贈した。
役員の天野博夫さんら二人が小坂樫男市長のもとを訪れ、車いすを届けた。
地域の福祉に役立ててもらおうと、サーチでは今年3月から、車いすの購入を目的に各店舗や従業員の家庭で出るアルミ缶を集めてきた。
その結果、12月中旬までにおよそ13万円分のアルミ缶を回収し、車いす2台を購入した。
もう一台は会社が費用を負担して3台の車いすを寄贈することにした。
天野さんは「一人の力は知れているが、積み重ねることで大きなことができると実感した。今後もこうした取り組みを続けていきたい」と話した。
車いすは福祉まちづくりセンターで利用されるという。