大工が中学生に技術指導
伊那市の東部中学校の生徒が9日、地元の大工からのこぎりなどの使い方を学んだ。
東部中学校の2年生は、技術・家庭科の授業で、木の板で本棚を作っている。
その授業の一環で毎年、地元の大工を招き、のこぎりやかんなの使い方を教わっている。
この日は、3人がのこぎりの指導などをした。
生徒たちは一人ひとり材料を切りながら、「力を入れすぎず、全体をよく見て切ること」「切り終わりはゆっくり引く」などの指導を受けていた。
途中、かんながけの実演もあり、生徒たちは、その技術を見たり、実際に体験して学んでいた。
生徒たちは、この日学んだ技術を生かし、3月までに本棚を完成させる予定。