西箕輪中百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校で15日、毎年恒例の百人一首大会が開かれ、体育館は生徒たちの熱気に包まれた。
西箕輪中の百人一首大会は、生徒たちに日本の伝統に親しんでもらおうと、毎年この時期に開かれている。
この日は全校生徒およそ180人が、26グループに分かれて札を取り合った。
年末年始休みには、百人一首をひとり10首以上暗記するという宿題が出されていて、生徒たちは自分が覚えた句が読まれると、目を凝らして札を探していた。
枚数が少なくなると札を囲む輪も小さくなり、徐々にスピードも速くなっていた。
ある1年生は「初めてであまり取れなかった。来年はたくさん取れるようにもっと覚えたい」と話していた。
大会の結果、一番多く札をとった生徒は、100枚中50枚とったという。