伊那公民館で人権カルタ大会
人権をテーマにしたカルタ大会が18日、伊那市の伊那公民館であった。親子づれなどおよそ、40人が参加し、数多くのカルタを取るため、競い合った。
大会は、人権について楽しみながら考える機会にしてもらおうと、伊那公民館などが開いたもの。
カルタは伊那市や松本市などの人権教育推進のための調査研究委員会が人権教育推進事業の一環として作ったもので、中南信地域の小学生などを対象に公募し、集まった2千以上の中から選ばれた46首でつくられている。
カルタの内容は「ありがとう みんな笑顔に なる言葉」など人への優しさや思いやりを5・7・5の標語にしている。
参加者は人権に関する読み札が読まれると、「ハイ」と声を出し絵札をとっていた。
このカルタは1000セットつくられており、県中南信地域の小学校や公民館に配られ、人権教育に役立てられるという。