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田園自然再生活動コンクール
新山山野草等保護育成会が環境省自然環境局長賞受賞

田園自然再生活動コンクール<br>新山山野草等保護育成会が環境省自然環境局長賞受賞

 農林水産省が行う田園自然再生活動コンクールで、伊那市の新山山野草等保護育成会が、環境省自然環境局長賞を受賞した。
 保護育成会の中山智会長ら5人が20日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に受賞を報告した。
 新山山野草等保護育成会は、希少種であるハッチョウトンボが生息する湿地帯の整備活動などを行なっている。
 コンクールは、農林水産省が平成15年から行っているもので、今年は全国70団体から7団体が選ばれた。
 伊那市内では、このコンクールの受賞は初めて。
 新山地区には、希少種であるハッチョウトンボの生息する湿地帯やザゼンソウの群生地がある。
 育成会では68人のメンバーが活動していて、湿地帯の整備やザゼンソウ群生地に遊歩道を設置するなどの取り組みをしてきた。
 新山地区には、整備されているトンボの楽園以外にも6カ所ハッチョウトンボの生息地が確認されているということで、育成会では今後、「生息地めぐりが出来るようなマップの作成などを通して、地区に人が訪れるような取り組みを行っていきたい」としている。

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