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縄文の火起こし体験

縄文の火起こし体験

 縄文時代の火起こしの体験や火の話を聞くイベントが25日、伊那市の伊那図書館で開かれた。
 イベントでは、縄文式の「きりもみ式発火」の世界記録を持っている福島県のNPO法人森の遊学舎代表理事、大西琢也さんが講師を務めた。
 親子など約30人が参加し、火打石の使い方や、火について書いた本の話などを聞いた。
 その後、参加者が「きりもみ式」火起こしに挑戦した。
 きりもみ式は、木の板に開けた穴に棒を差し込み、両手で回して摩擦を起こし、火種を作る方法。
 火起こしは、なかなかうまくできず、参加者は力いっぱい棒を回していた。
 火種を、乾燥させたガマの穂に包み、手に持ってぐるぐる回して火起こしに成功すると、歓声が上がった。
 大西さんは、「自分の体験を通して感じることが一番。自分で挑戦し、工夫していく経験をしてほしい」と話していた。

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