女性人材バンクが医療について学ぶ研修会
伊那市女性人材バンクは27日、伊那中央病院を中心とした医療問題について学ぶ研修会を開いた。
女性人材バンクは、女性の積極的な社会参画を促し、活動を発展させることを目的として市が設置しているもので、この日は18人が参加し、酒井茂副市長の話を聞いた。
酒井副市長は、医師不足で中病でも医師の過剰勤務が生じていることなどを説明。
「住民との協働が一番重要になってくる」と話し、コンビニ受診の抑制や、かかりつけ医の利用促進などを挙げた。
酒井副市長は「人の健康が大事。健康都市づくりのためには女性の視点が重要になる。リーダーシップを発揮して市にも提言してほしい」と語った。
参加者の一人は「夜間救急で中央病院の医師と開業医が協力していることに関心した」と話していた。