美篶小の児童が青島の三峰川堤防で桜のせん定
伊那市の美篶小学校の児童は28日、三峰川堤防の桜並木の剪定をした。
この日は伊那市の桜守・稲辺謙次郎さんや、専門的なアドバイスを行っている信大農学部の井上直人教授などの指導で、2年生と6年生の児童が作業をした。
三峰川堤防の桜は、昔の桜並木の復活を願い、H9年に当時の美篶小4年生が植樹を始めたもの。それ以降美篶小では、桜並木に関わる活動を行っている。
現在は堤防の800mに59本の桜が植えられており、一番大きいもので高さ5m程に成長している。
剪定は込み合った枝に害虫が住みつき病気になるのを防ぐもので、今回初めて行われた。
児童らはノコギリを当てる角度や、切った後は消毒をするなどのアドバイスを受けながら作業を進めていた。
ある児童は「思ったより枝が固くてなかなか切れなかったが、大きく育ってきれいな花を咲かせて欲しい」と話していた。
2年生は、この日切った枝を使って人形を作り、春に予定している校内行事で販売するという。