伊那市農業委員会定数削減
臨時総会で可決
伊那市農業委員会は30日、臨時総会を開き、平成22年度からの委員数を現在の40人から30人に削減する議案を可決した。
委員定数は、農家数や農地面積により法律で定められていて、伊那市では、農家数などが減少しているため、早ければ1年後に法定の委員数が減らされる見通しとなり、削減案が検討されてた。
現在の伊那市の委員は、選挙で選ばれる数が40人で、削減後は選挙での定数が25%削減の30人となる。
内訳は、有権者数に照らし、高遠町・長谷地区で16人から7人へ、美篶・手良地区で6人から5人となる。
また、農業団体などの推薦による委員は、現在の5人から1人減り、4人となる。
この案は、すでに各地区の区長会などで説明され異論がなく、今日の委員会での可決を受け小坂樫男市長に建議書として提出した。
この定数削減についての条例改正案は、3月議会に提出される予定で、来年平成22年3月の選挙から適用されることになる。