伊那北高校理数科2年生が研究発表
伊那北高校で31日、理数科2年生による課題研究発表会があった。
同高の理数科では、2年生になると生徒達が興味や関心のあるテーマを見つけ研究をする。
今回、光を当てると水や汚れを分解する「光触媒」性質や、最も美しいと言われる比率「黄金比」についての研究発表がグループごとに行われた。
また、より専門的な実験方法を知り、幅広く研究を行おう竏窒ニ今年度初めて、上田市の信州大学繊維学部と連携して研究するグループもあった。
自然界で分解するプラスチックについて研究をしたグループは、5回ほど繊維学部で実験を行ってきた。
メンバーの星野瞳さんは、「大学では多くの機材や文献があり深く追求することができた。この経験をこれからの人生にいかしたい」と話していた。
会場を訪れた信州大学繊維学部教授の村上泰教授は、「自分達で課題を決め研究に取り組むことは困難なこと。生徒達は自主的に研究方法など決め頑張っていた」と評価していた。