伊那市の教育を考える懇談会
伊那市の教育について考える懇談会が6日、伊那市役所で開かれ、これまでの提言に対する対応の報告があった。
この懇談会は、教育に関わる問題について学校関係者などから広く意見を聞き、今後の教育に生かしていこうと、去年から開いている。
この日は、これまでこの懇談会からの提言で実現した事業について報告した。
長谷地区では、夏休み中に小学生が集まり学習する「おいで塾」を実施した。
おいで塾は、伊那公民館で実施していたものを参考に行ったもので、今後は指導者が確保できた地区から順次開設していく予定という。
高遠町地区では、今年2月と3月に地区内の小学生と中学生を対象とした集団で宿泊しながら通学する通学合宿を実施する計画がある。
宿泊合宿は、西箕輪公民館の事業を参考にしたもので、実施に必要な宿泊・入浴ができる施設や通学距離などを考慮して実施を拡大していきたい竏窒ニしている。
この2つの事業については、これまでの懇談会で、「生きる力や自立心を育てるのに有効」との意見が出ていた。