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美篶住民が桜の学習会

美篶住民が桜の学習会

 伊那市美篶の「六道の堤」の桜の管理方法について学ぶ桜の学習会が6日夜、末広集落センターで開かれた。
 地区住民およそ30人が集まり、伊那市で桜守をしている稲辺謙次郎さんから管理方法について学んだ。
 学習会は、桜の名所となっている六道の堤の改修工事を機に、今後景観を守っていくために桜の管理方法を学んでもらおうと伊那市が開いた。
 稲辺さんは、「桜の根は地中15センチくらいのところにあり、半径2メートルほどに広がる。桜のために、できるだけその範囲には入らず、根を踏みつけないような環境づくりをしてほしい」と呼びかけた。
 また、六道の堤には桜のほかに松も群生していることを説明し、「良い景観づくりのためには桜だけでなく松の手入れも必要」と説明した。
 学習会に参加した地区住民は、「今までどんな手入れをすればよいかわからなかったが、教えてもらったことで行動に移すことができそう。できるだけ毎日現地に足を運んで手入れをしたい」と話していた。

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