ブラジル人支援のSOSネットワークが相談会
不況の影響で生活に困っているブラジル人などが、今後の生活について考える集いが7日、箕輪町の木下公民館で開かれた。
これは仕事を失ったブラジル人などを支援している上伊那医療生協SOSネットワークが開いた。
約70人が集まり、生活上の悩みや将来への不安など、それぞれが抱えている問題を出し合っていた。
出席者からは、「お金がなく病気になっても医者に診てもらうことができない」「子どもを学校に行かせることができず将来が不安」などの声が上がっていた。
また仕事についても、「突然解雇を言い渡された」「雇用保険などについて雇い主から説明がなかった」という声のほか、「就職相談会に行ったものの、外国人は対象外だと言われ何もできずに帰ってきた」と話す人もいた。
SOSネットワークでは、食糧など広く支援物資の提供を呼びかけるほか、外国人の相談受け付けや一時的に住むことができる拠点づくりを進めていきたい竏窒ニしている。