災害お話マップ完成
天竜川上流域災害教訓伝承手法検討会は12日、伊那市に伝わる天竜川の災害や伝承などをまとめた小冊子を発行した。
発行したのは「伊那市に伝わる災害お話マップ」。
天竜川水系のどこでどのような伝説が残っているのか一目でわかるようになっている。
冊子では、伊那市長谷黒河内に七色のうろこを持つ大蛇がいて、ヤマトタケルが退治したといった伝説や、水害に関係しているお祭り・石碑などを紹介している。
この冊子は、有識者や学校関係者などで組織する天竜川上流域災害教訓伝承手法検討会が、市内に残る資料などから作成した。
国土交通省天竜川上流河川事務所で配布しているほか、研修会などで活用していくという。