新ごみ処理施設について桜井区で懇談会
新しいごみ中間処理施設建設の候補地となっている富県桜井区で15日、住民と上伊那広域連合、伊那市との懇談会が開かれた。住民70人が参加して意見を交わした。
桜井区では、区が伊那市などに要請し勉強会を開いていて、今回が2回目。
今回は、前回の疑問点と環境アセスメントを中心に学習した。
環境アセスメントについては、説明を受けたあと質疑応答があった。
住民が、「アセスの結果、候補地の天伯水源地付近では不都合であることが分かった場合、候補地を白紙に戻すことはあるのか」と質問。広域連合が、「影響を軽減する措置を講じても影響が出ることが分かった場合は、事業を見直すことがありうる」と答えていた。
また、アセス調査の内容に含まれていない農業に対する影響や水害の多い地域でも影響はないのか調べて欲しい竏窒ネどの声があった。
鹿野博愛区長は、「年度内のアセス合意は無理だが、いつまでも結論を出さないわけにはいかない。勉強会を今後も開き、いろいろな面で勉強して、慎重に結論を出していきたい」と話していた。
桜井区では、25日と来月10日に先進地のごみ焼却施設の視察会を開くという。