箕輪町社会福祉大会
お互いに助け合い、住民みんなが住みやすい地域作りを推進する第19回箕輪町社会福祉大会が15日、町文化センターで開かれた。
「笑顔がいちばん!おたがい様のまちづくり」と題して開いた大会では、体験発表のほか講演会、分科会などがあった。
体験発表では、箕輪中学校の1年生が、高齢者の疑似体験や車イスなどを体験して学んだことを発表した。
「これまで、お年寄りに『早くしてほしい』と思っていたけれど、疑似体験を通して手が動きにくかったり、足が重かったりすることが分かり、お年寄りの立場に立って考えることが出来るようになった」、「障害者に『障害があることはかわいそうなことではない』と教えてもらい、一人の人間としてかかわったり、接したいと思った」などと発表した。
最後に、「もし災害が発生したら、耳が聞こえないなどの障害のある人は危険に気付くことが出来ないかもしれないので、ジェスチャーなどを使って、なんとかして危険を伝えたい」とまとめていた。