三峰川河川内樹木伐採
三峰川の環境保護活動を行っている三峰川みらい会議は22日、川本来の景観を取り戻そうと三峰川沿いで河川内の樹木伐採を行い、林業関係者や一般市民など45人がボランティアで参加して伊那市高遠町の伐採作業をした。
三峰川みらい会議では、治水対策や川本来の環境を取り戻すこと、親しみやすい川を作ることを目的に毎年この時季に作業をしている。
4回目の今年は、高遠町の上山田と下山田の三峰川沿いに生えている外来種のニセアカシアなどを伐採した。
木は、小さなものから成長したものまで大きさはさまざまで、大きなものはグループで協力してチェーンソーを使って切り倒した。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は、「昔は堤防に立てば河原がすべて見渡せた。昔のような環境を取り戻し守っていきたい」と話していた。
この日伐採した樹木は、小さく切って参加者が持ち帰り、薪として利用するという。