村の良さを再発見したいと、散策マップ「宮田村散歩」が完成
住民自主のむらづくりに取り組む宮田村のNPO法人「みやだみらい」が、宮田村市街地の隠れた魅力を紹介する散策マップ「宮田村散歩」を発刊。村の地域づくり支援事業の補助を受けながら、1年かけて完成させた。初版は1千部用意し、役場や公共施設、宮田観光ホテルなどで無料配布。「村の良さを再発見し、観光にも役立てば」と話し、続編の発行も予定している。
歴史、自然、人的の各資源を結びつけ、宮田村の魅力を見つめ直そうと、昨年から準備。古い街並みを今に残す中心商店街一帯を中心に、メンバーが地道に取材した。
A3版両面カラーで、イラスト付きの地図により価値のある建造物や寺社、公園などを明示。村民も知らない歴史的ないわれや特産品なども散りばめ、紹介している。
「観光客はもちろん、村民や近隣の人たちにもぜひ手にとってもらい、宮田村を歩いてもらえれば」と同法人理事長の天野早人さんは話す。
マップは村内のほか、同法人のホームページhttp://www.miyada.net/npo/からもデータをダウンロードで入手可能。
今後は第3号まで発刊予定で、市街地以外の宮田村も取りあげていく考えだ。