東和工機伊那工場完成
めっき表面処置装置などを製造する東和工機の新しい工場が、伊那市東春近に完成し、28日、新工場の竣工式が行われた。
東和工機は東京に本社があり、伊那市日影に長野工場がある。
今回、伊那市の東原工業団地内に新たに用地を取得し、伊那工場を建設した。
用地は約9千平方メートル。工場は鉄骨一部2階建て、延べ床面積約2400平方メートル。総事業費は約4億5千万円。
日影の工場を新工場に移転し、3月3日から正式に稼働する。
岩永美保社長は、「不況の今は事業を見つめ直すいい時期。準備を整え、もっといいものを造っていきたい」と話していた。
今後は、敷地内に研究棟や加工工場の建設も予定している。
また、日影の工場用地は4月以降に売却するという。