落語と井の頭を楽しむ会
落語と日本酒を楽しむ会が27日夜、伊那市の漆戸醸造で開かれた。約50人が集まり、落語と搾りたての新酒を楽しんだ。
これは、新酒が出来上がるこの時期に、落語を聞いて楽しい気分で日本酒を味わってもらおうと開かれた。
落語は、駒ケ根市出身の落語家、昔昔亭健太郎さんが披露した。
貧乏長屋の住人達が大家に連れられて行った花見の席で、酒の代用品にお茶、卵焼きの代用品にたくあんを出され面食らう様子がおもしろく描かれた「長屋の花見」など、酒にまつわる落語を披露した。
落語が終わると参加者達は搾りたての新酒を味わっていた。
漆戸醸造の漆戸正彦社長は、「お酒と落語は切っても切れない関係。落語を楽しんで、よりおいしいお酒を飲んでもらえたと思う」と話していた。