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タクシー強盗防犯訓練

タクシー強盗防犯訓練

 タクシー強盗が起きたときの対処方法などを学ぶ訓練が6日、伊那警察署で行われた。
 訓練には、上伊那のタクシー会社12社から30人が参加した。
 この訓練は、全国でタクシーを狙った強盗が多発していることを受け、伊那警察署と県タクシー協会上伊那支部が初めて開いた。
 訓練では、警察官扮する強盗がタクシーに乗り、逃走するまでを実際に行った。
 運転手は、防犯灯をつけること、逃走する犯人にカラーボールを投げることなどを意識して訓練に臨んでいた。
 伊那署によると、タクシー強盗は全国で平成17年から毎年200件近く発生していて、県内では平成18年に1件発生しているという。
 単独犯が多く、7割が刃物を持っての犯行ということで、伊那署では、「命を守ることが一番大事。停車するときは、暗がりを避けたり、何かあったらすぐ逃げられるようにシートベルトをはずしておくように」などと注意を呼び掛けていた。

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