雪割草展示会
雪が残る早春に花が咲く雪割草の展示会が7日から、伊那市の伊那市民会館で開かれている。
この展示会は、南信地域の愛好家でつくる信濃雪割草愛好会が毎年開いていて、今年で9回目。
会場には、会員が丹精込めて育てた280鉢が並んでいる。
雪割草は、キンポウゲ科の多年草で、日本の中部地方より北の高山帯に自生する植物。花の大きさは約1センチで、花びらの形や色はさまざま。
会長の新井久さんは、「花を咲かせるには4年かかるが、可憐な花を見ると喜びでいっぱいになる。多くの人に雪割草の魅力に触れてほしい」と来場を呼びかけている。
展示会は8日まで。