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箕輪町議会3月定例会一般質問

箕輪町議会3月定例会一般質問

 緊急地域雇用創出事業の一環として臨時職員の募集を行っている箕輪町の平澤豊満町長は9日、今後も、庁内業務のワークシェアリングを進め、積極的に人材を採用したいとする考えを示した。
 これは9日の町議会3月定例会の一般質問で示されたもの。
 箕輪町では緊急地域雇用創出事業の取り組みとして、2月末から3月始めまで、新年度から採用する臨時職員を募集してきた。結果、12職種、25人程度の募集に対し、43人の応募があり、平澤町長は「今後、面接などを行い、採用していく」と話した。
 また「町民のみなさんに、町政に参加してもらえるのであれば、採用段階で落とすのではなく、積極的に拾い上げて行きたい」とし、今後も、庁内のワークシェアリングで雇用創出を進めたいとする考えを示した。

 また、平澤町長はこの日、健康グリーンツーリズム活性化計画について「基本的に事業内容は変わっていない」との考えを強調した。
 町は昨年2月、農山村活性化のために「グリーンツーリズム活性化計画」を策定した。当初は、総事業費およそ4億円を計上していたが、経済不況の影響で、町の財政状況も厳しくなっていることから計画を見直し、事業費を当初の4分の1、およそ1億円に縮小する方針を示している。
 この日の一般質問では「ここへきて、事業費を4分の1にしたのはなぜか」などといった質問が相次いだ。
 これに対し平澤町長は「基本的に事業方針は何も変わっていない。この事業で最も大切なのは、受け入れ態勢などのソフト面の構築。町として、都会の人をどう受け入れ、もてなしていくか、体制を構築したい」と話した。
また、ハード面の整備については、当初は受け入れ施設の建設などを考えていたが、費用対効果を考えても、今は既存の施設を活用することが適切であるという考えを示し、具体的には公民館や集会施設の活用を挙げた。
 町では、来年度中に受け入れ体制などを整え、翌年22年度から、同事業を開始したいとしている。

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