春高伊那駅伝開会式
22日の大会を前に、春の高校伊那駅伝の開会式が21日、伊那文化会館で行われた。
今年の大会には、男女合わせて県内外から134チームが参加する。
開会式では、去年男子の部優勝の佐久長聖高校主将の宮坂俊輔君が選手宣誓をした。
また、大会主催者を代表して小坂樫男伊那市長は、「沿道では、市民が工夫を凝らし応援します。選手の皆さんは、青春の力を十分発揮し頑張って下さい」と選手を激励した。
大会は22日、伊那市陸上競技場を発着点に行われる。
今大会から男子のコースは、環状北線を通り高遠町商店街を折り返すコースへと変更している。女子が午前10時、男子が午後0時5分スタートする。
また、いなっせでは出場高校の地元名産品が一堂に並ぶ全国味自慢物産展が開かれている。物産展は22日午後3時まで。
伊那駅伝女子25回大会記念講話
開会式を前に、女子大会開催25回記念の講演会も伊那文化会館で開かれた。
伊那駅伝出場22回、優勝12回の強豪校、京都府の立命館宇治高校、陸上部の荻野由信監督が「回想(快走)伊那駅伝」という演題で話した。
荻野監督は、これまでに出場した大会を振り返りながら、「非常に力の入りやすいコース。スタミナ、リズムに注意してリラックスして走ることが重要」と話していた。
駅伝について荻野監督は、「ちょっとしたことで信じられない結果が出るおもしろい競技だが、一生懸命練習している人が最終的に結果を出すことができる」と話していた。