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剣心館跳躍素振り大会

剣心館跳躍素振り大会

 上伊那の子どもたちが通う剣道教室「伊那剣心館」は21日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開いた。
 大会は、太鼓の音に合わせて何回素振りを続けられるかを競うもので、一年間の練習の成果を試す場として毎年、年度末に行っている。
 この日は、伊那市を中心に45人の子どもたちが大会に参加し、記録更新を目指した。
 初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていたが、2千回を超えると疲れの表情を見せ、30人ほどが脱落した。
 4千回を超えると残りは5人に絞り込まれ、これまでの最高記録4050回を超えると次々に力尽き、最後まで残った南箕輪中学校2年の白鳥結希君が4250回で優勝した。
 大会を終え、剣心館師範の矢野昌史さんは、「剣道を通して体を鍛え、精神を磨き、立派な大人に成長してほしい」と話していた。

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