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宮田村の特産品・山ぶどうの収穫始まる

宮田村の特産品・山ぶどうの収穫始まる

 ワインに加工する宮田村の特産品「山ぶどう」の収獲が28日、始まった。昨年と比べ1週間遅いが平年並み。病害もほとんどなく、昨年を8トン上回る23トンの収量を予想する。糖度も高く、房も例年以上に大きいため、栽培農家は「今年も良いワインができそう」と最高の状態で・ス実りの秋・スを迎えた。
 14軒の栽培農家のトップをきって、新田区の平沢秋人さんが酵母をつくるための山ぶどうを収獲。
 妻の明子さんと一緒に汗を流し、たわわに実をつけた房を手作業で一つひとつ丁寧にもぎとった。
 美味しいワインにするには糖度と酸のバランスが重要。26日の検査で糖度が20度を超えたため、収獲を開始した。
 「天候も良く、どの農家も病害がほとんどなかった。最高の出来映え。美味しいワインができる」と平沢さん夫妻。
 さっそくワインを醸造する村内の本坊酒造信州工場に持ち込み、仕込みの準備を進めた。収獲は今週末がピークで、10月12日頃まで続く。
 山ぶどうを使ったワイン「紫輝」と「駒が原」の2銘柄は、県原産地呼称管理制度の認定を受けるなど、高い評価を得ている。最も早い新酒は12月に発売予定だ。

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