城取茂美さん 笑い療法士2級認定
伊那市西箕輪公民館長の城取茂美さんは、笑いからの健康づくりをする笑い療法士の2級に県内でただ1人認定された。
城取さんは3年前の2006年7月9日、3級に認定された。
そして今回、全国で390人の中から40人が2級に認定され、城取さんは県内でただ1人、2月28日付けで認定された。
2級になったことで、病院などからの派遣要請に対し応じなければならない時があったり、心のケアへのバックアップが盛り込まれるなど責任が3級に比べて重くなる。
城取さんは、13年間務めた公民館長を今年3月末で引退する。
平成14年から始めた西箕輪地区での脳いきいき出前講座は、当初各地区持ち回りで年4回だったのが、おととしから7地区すべての地区で1カ月に1回行なわれるようになった。
27日は、公民館長としては最後の講座が上戸集落センターで行なわれ、小気味良いしゃべり口調で会場を沸かせていた。
今年度末で後進に道を譲る城取さん。4月からは、笑い療法士として、伊那市内全域で活躍することになっている。