校名「高遠高校」で決着
高遠高校の第2次校名検討委員会が30日開かれ、これまで通りの「高遠高校」に決まった。
平成18年度に検討が始まってから2年が経過しての決着となった。
この日、高遠高校で検討委員会が開かれ、委員8人が出席した。
校名については平成17年度に、創立80周年を迎えたことから、学校、保護者、同窓会などで組織する「将来の高遠高校を考える会」で校名変更の案が出た。
しかし同窓会などから「変更ありき」だとして、反対する声があり、関係者の間で混乱が起きていた。
考える会ではアンケートを実施し、それを受けた検討委員会では、高遠高校が最も多かったことなどから、現状通りとする案が出され、了承された。
校名決定に時間がかかったことについて学校では、「県の高校改革プラン実施計画が始まる中、もし校名が変更になった場合、さまざまな混乱が予測されたため」と説明している。