退職者辞令交付式
伊那市は33人退職
年度末の31日、伊那市と箕輪町で退職者辞令交付式があった。
伊那市では33人の職員が退職となり、小坂樫男伊那市長から感謝状や「生涯現役」と書かれた市長直筆の色紙などが贈られた。
式の中で小坂市長は、「人生に定年はありません。これからも伊那市のため、地域のために奉仕の精神をもって活躍してください」と述べ、職員らの労をねぎらった。
また退職者を代表して村田隆男さんが、「これまでの経験を生かし微力ながら市政に協力していきたい」と謝辞を述べた。
今年度退職した33人は全員が20年以上、最も長い人は43年間勤続していて定年退職が14人、早期退職者が19人となっている。
箕輪町は退職15人
箕輪町では15人が退職を迎え、平澤豊満町長が一人ひとりに退職辞令を手渡した。
それに合わせて、長年の勤続に感謝して町から感謝状が贈られた。
平澤町長は、「長年の勤務ご苦労様でした。終わりではなく、新しい生活のスタート。健康に気をつけて、地域で活躍してください」と労をねぎらった。
退職者を代表して川上敏夫さんは、「働き始めた日のことが昨日のことのように思える。これからは町民の一人として地域活動に参加し、箕輪町を支えていきたい」とあいさつした。
最後に退職者一人ひとりに花束が贈られ、職員が見守る中、退場した。