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2月有効求人倍率0.4倍 過去最低に

 2月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.4倍となり、記録が残っている昭和40年代以来、過去最低の数字となった。 
 上伊那の求人倍率は、1月に0.49倍となり、32年ぶりに0.5倍台を割った。
 2月は、それを0.09ポイント下回り、過去最低の0.4倍となった。
 県平均の0.59倍よりも低く、県内12の職業安定所のうち、上田の0.39倍についで2番目に低い数字となっている。
 月間有効求職者数は、前の月より574人多い5037人、月間有効求人数は前の月より164人少ない2037人となっている。
 伊那公共職業安定所には、去年の暮れから1日平均300人が求職相談に訪れているということで、窓口には、多くの人が列をつくり順番を待っている。
 職安では、上伊那経済の主力となっている製造業を中心に雇用調整が進んでいること、去年の暮れに解雇された人がいまだに就職できていないことが、倍率低下の主な要因とみていて、大変に厳しい状況だ竏窒ニしている。

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