南箕輪村消防団に女性幹部誕生
南箕輪村消防団の救護長に田畑の石川明美さんが任命され、県内でも珍しい女性の消防団幹部が誕生した。
1日夜、南箕輪村消防団の任命式が村民センターであった。
救護長に任命されたのは、田畑の会社員、石川明美さん。
石川さんは、20代前半に入団し、10年以上にわたり、積極的に消防団活動を行ってきた。
平成19年度には救護班長、20年度は副救護長を歴任し、今年度は幹部の救護長に任命された。
村消防団によると、子育てが一段落してから再度入団した女性が幹部になるケースはあるが、石川さんのように若いうちから活動を続け、幹部に任命されるケースは県内でも珍しいという。
石川さんがリーダーを務める救護班は、災害時などに救急処置ができるよう訓練を重ねると共に、AEDの使用法などの講習会を開く。