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小中学校で入学式

新山小学校は2人入学

小中学校で入学式

 入学式シーズンの到来。3日は、伊那市と南箕輪村の小中学校10校で入学式が行われた。
 このうち、伊那市の新山小学校では、竹内遥希君と山岸亜未瑠君の2人が入学した。
 新山小学校の岩崎勝幸校長は、「学校では、正しい心を強くするよう勉強を頑張って下さい」と2人に声をかけた。
 新山小は、児童数の減少が進んでいて、全校児童36人と伊那市で一番小さい学校。今年度から、自然に囲まれた教育環境を生かし、市内全域から通学可能な「小規模特認校」となった。
 新入生の一人山岸君は障害があり、より良い環境で教育を受けさせようと、制度を利用し地区外からの入学となる。
 山岸君の両親は、「地域を上げ学校や子どもたちを支えていることに共感し、新山小への入学を決めた」と話していた。
 また、地区に住む竹内君の両親は、「保育園では1人だけの卒園式で寂しそうだったが、同級生ができ、子どもも喜んでいる」と話していた。
 式では、4年生から6年生でつくる新山子供太鼓のメンバーが演奏を披露し、2人の入学を祝った。
 入学式のピークは6日で、伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校20校で行われる。

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