チャイルドシート着用モデル園指定
チャイルドシート着用に対する意識を高めてもらおうと6日、伊那市内の2つの保育園が、チャイルドシート着用モデル園に指定された。
これは、県警が今年度から行っている事業で、上の原保育園と西春近南保育園が指定された。
伊那警察署の依田公雄署長から、2つの保育園に指定書が手渡された。
昨年、伊那市と伊那市交通安全協会連合会が市内の保育園で行った調査では、チャイルドシートの着用率は68・3%で年々増えてきているものの、まだ完全着用には至っていないという。
指定を受けた保育園は、ともに着用率が50%ほどで、園では低さに驚き、これまでに園便りなどで呼びかけをしてきた。
2つの保育園では、指定を受け、保護者対象の交通安全講習会などを開きたい竏窒ニしている。
依田署長は、「将来がある子どもが、悲惨な事故の被害を受けないよう着用を徹底してもらいたい」と呼びかけていた。