高遠城址公園の桜 開花宣言
伊那市は6日、高遠城址公園の桜が開花したと発表した。
“天下第一の桜”として知られる高遠城址公園の桜の開花は去年より3日早く、伊那市では11日土曜日前後が見ごろと予想している。
公園の中で最も早く咲く南ゲート付近では、訪れた人たちが花を写真に納めるなどして楽しんでいた。
公園中央の本丸や桜雲橋近くでは、つぼみの赤みが増し、遠方から訪れた花見客らが園内を散策していた。
また屋台の店主らは、今年は長野市で善光寺の御開帳が行われていることから相乗効果があるとして、観光客の集客アップを期待していた。
今年の桜まつり期間中は9日と10日に伊那市商工会女性部によるさくら茶のサービス、また9日と13日には桜奏会による高遠ばやしの巡行、15日には保科正之公大河ドラマ化成就祈願として江戸かっぽれなど、さまざまなイベントを行い、全国から訪れる花見客を出迎えることにしている。
伊那市では高遠城址公園の桜の見ごろを11日前後、また、春日公園と伊那公園は10日頃と予想している。