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2511/(月)

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南箕輪村長選挙あす告示

 任期満了に伴う南箕輪村長選挙は7日、告示される。
 6日現在、再選を目指す現職の唐木一直氏の一派が出馬を表明しているのみで、無投票の公算が大きくなっている。
 共産党では、「合併論議の後の4年間、唐木村政が、必ずしも間違っていたとは思わない。候補の擁立も検討したが、選挙で争うまでにはいたらなかった。ほかの手段で、村政をよりよい方向へ進める方法を模索したい」と話していた。
 また、前回の選挙で対立候補を擁立した住民有志でつくるチームグリーン南箕輪は、今回、対立候補の擁立を断念した。
 この4年間の唐木村政については一定の評価をしているが、「村民の自主性、自発性を促した村民総参加の村政と、斬新な発想、リーダーシップを求めていきたい」と話している。
 南箕輪村選挙管理委員会によると、昭和25年に公職選挙法が制定されて以来、村の歴史の中で村長選が無投票だったのは、昭和29年と平成5年の過去2回のみだという。
 唐木氏の後援会では、無投票の公算が大きくなったことについて、「選挙はあるものと考え、準備を進めている」と引き締めを図っている。
 3月2日現在、村の選挙人名簿に記載されているのは、男性5434人、女性5526人の計1万960人。
 7日告示される南箕輪村長選挙は、立候補の届出が締め切られる午後5時の時点で、立候補者が唐木氏一人の場合は、唐木氏の無投票での再選が決まる。
 村選挙管理委員会によると6日現在、立候補届出書類を持ち帰った人はいないという。

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