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初の醤油造りで搾り作業

初の醤油造りで搾り作業

 伊那市横山の山荘ミルクで9日、醤油搾りが行われた。
 これは、山荘ミルクの向山美絵子さんが主宰し、健康で長生きするための食事と生活習慣を学んでいる「心と体がよろこぶ食の会」が行った。
 この日の醤油搾りは、市民グループで手づくりの醤油造りを指導している長野市在住の岩崎洋三さんを招いた。
 去年の4月に仕込み、1年間熟成させたもろみは約250キロ。お湯を加えたもろみを布袋に入れ、搾り機の中に積み重ねていくと、醤油が絞り出されてきた。
 参加した会員は、早速醤油を味見していた。
 岩崎さんは、「手作りすると醤油1滴1滴に心がこもる。今、作ることがおろそかにされているけれど、作ることの意味、喜びを大事にしたい」と話していた。
 搾った醤油は火入れをし、おりを沈めてから瓶詰めするため、瓶詰め作業は13日に行う予定。
 醤油など毎日使うものだけは、いいものを造りたいと初めて取り組んだ醤油造り。
 今回、一升瓶で120本分の醤油ができるという。

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