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高遠城址公園 桜満開

高遠城址公園 桜満開

 天下第一の桜として知られる伊那市の高遠城址公園のコヒガンザクラが10日、満開となった。
 伊那市の最高気温は午後2時27分に25度を記録し今年初めての夏日となった。
 9日の5分咲きから一気に開花が進み、10日午前には8分咲き、午後には満開となった。
 公園内は、県内外からの花見客で賑わっていて、周辺の道路では若干の混雑もみられた。
 高遠城址公園は、5.4ヘクタールに1500本のコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせている。
 樹齢130年に及ぶ古木が20本、50年以上のものが500本あるとされている。
 この日は、満開となった桜の下でごちそうを広げる花見客の姿が見られた。
 高遠城址公園のさくらの見ごろは15日ごろ、19日ころまでは楽しめるという。

高遠囃子保存会巡行

高遠城址公園 桜満開

 9日夜は、高遠囃子の愛好家グループ「桜奏会」が公園内を練り歩き、花見ムードを盛り上げていた。
 メンバー18人が、三味線や笛、太鼓などを用いてお囃子4曲を演奏し、公園内を練り歩いた。
 メンバーらは高遠閣を出発して公園内を回り、初めはゆったりとした曲調の「本囃子」を、その後にテンポが早く賑やかな「帰り囃子」を演奏した。
 桜奏会が公園内を巡行するのは今年が7年目となり、今では花見シーズンの恒例行事となっている。
 訪れた花見客は、「ムードがあって桜と合っている」と話し、高遠囃子と花見の両方を楽しんでいた。
 桜奏会による高遠囃子の巡行は、13日夜にも予定している。

春日公園、伊那公園の桜も見ごろ

高遠城址公園 桜満開

 伊那市西町の春日城跡公園と、中央区の伊那公園の桜も見ごろを迎えている。
 春日城跡公園では、ソメイヨシノやヒガンザクラなど約200本の桜が見ごろを迎え、花見客で賑わっている。
 11日は、上伊那の蔵元9社の新酒が味わえる「伊那谷新酒祭り」も行われる。
 開会は午後4時からで、お酒を飲むために必要なチケットは午後1時ころから販売する。
 午後3時からは、先着120人限定で、お土産付チケットの販売もある。
 また伊那公園でも、約300本の桜が見ごろを迎えている。
 伊那公園の桜は、地元、中央区のメンバーでつくる「桜愛護会」が管理していて、12日は桜まつりが行われる。
 当日は、太鼓演奏やカラオケ大会などがあるほか、公園内にある蒸気機関車D51に乗って記念写真を撮影するイベントも行われる予定。
 伊那市観光協会によると、見ごろは今後1週間前後続くという。
 また、いずれの公園でも26日までの間、夜桜のライトアップが行われている。

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