一の宮介護予防拠点施設竣工式
箕輪町木下一の宮に建設が進められていた介護予防拠点施設の工事が完了し、11日竣工式が行われた。
この介護予防拠点施設は、一の宮公民館が改築から50年が過ぎ老朽化していたことなどから建替えられることになり、昨年10月に着工、今年3月に完成した。
事業費は約4400万円で、国からの地域介護福祉空間整備等事業交付金3000万円や町の補助、地元負担金などが充てられた。
竣工式で平澤豊満箕輪町長は、「地域に住む人が集まって、語り、体を動かし、病気にならない体制作りのため、施設を活用してほしい」と話していた。
箕輪町では、国の地域介護福祉空間整備等事業交付金などを活用して、平成13年から各地に介護予防拠点施設を整備してきた。
昨年度事業では、一の宮のほか上古田と三日町にも介護予防拠点施設が完成している。
これにより、建て替え・改築を行ってきた箇所は17カ所、トイレや部屋の整備を行った箇所を加えると町内32カ所に拠点施設が整備されている。