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かっぽれで保科正之公大河ドラマ化PR

かっぽれで保科正之公大河ドラマ化PR

 伊那市高遠町の高遠城址公園で15日、東京の大道芸人が江戸芸かっぽれを披露した。
 この催しは高遠ゆかりの名君、保科正之公大河ドラマ化の運動を花見客にPRしようと、伊那市観光協会が開いた。
 かっぽれを披露したのは、光江流社中の桜川梅光江家元率いる26人。
 桜川さんらは昨年、東京で開かれた体力づくり元気フェスティバルに出演し、そこで高遠で健康体操をしているグループ「いきいきサポーター」のメンバーと知り合ったことが縁で今回、高遠を訪れることになった。
 踊りが始まると周りは人だかりとなり、手拍子や掛け声で賑やかになった。
 桜川さんによると、かっぽれは、元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったという。
 この催しを企画した伊那市観光協会は、「さまざまな場面を通して、保科正之公をPRしていきたい」と話していた。
 協会では大河ドラマ化実現を目指し100万人の署名集めていて、その数は14日現在で33万1840人となっている。

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