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2511/(月)

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信州ボタニカルアート協会展

信州ボタニカルアート協会展

 植物を精密に描くボタニカルアートの作品展が、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
 作品展は、県内で活動する信州ボタニカルアート協会が開いたもので、会場には会員12人の作品200点ほどが並んでいる。
 ボタニカルアートは、植物のかたちを正確に表現するもので、印刷技術のない時代に図鑑代わりに使われていた。
 色付けには透明度の高い水彩絵の具を使い、色を塗り重ねることで深い色合いを表現している。
 ボタニカルアートは正確に描かなければならないところが難しいというが、ある会員は、「注意深く見ることで新たな発見もできて楽しい」と話していた。
 会場にはほかに、樹木図鑑の挿絵に使われることになっている点で描かれた「点描画」や、桜が有名な伊那市にちなみ、ソメイヨシノやオオヤマザクラなどさまざまな桜を描いた企画展示もある。
 作品展は19日まで。

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