伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2611/(火)

ニュース

太子講祭

太子講祭

 箕輪町松島区の建築関係の仕事に携わる人たちは、安全と商売繁盛を聖徳太子に祈願する太子講祭を20日、箕輪町の明音寺で行った。
 聖徳太子は、L字型の物差し「差し金」を発明したり、法隆寺を建立するなど、建築にかかわる職人の守り神として古くから崇められてきた。
 松島区の建設業者でつくる松島太子講は、大正十年に明音寺に石碑をたて、毎年この時期に太子講祭を行っている。
 この日は12人が参加し、上野徳明住職が経を上げ、会員らは今年1年の無事を願い石碑に手を合わせていた。
 代表の大槻元徳さんは、「建設業界も景気の悪化で厳しい時代。また、後継者不足や高齢化も進んでいるが、こういった伝統行事は残し、伝えていきたい」と話していた。

前のページに戻る 一覧に戻る