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箕輪町高雲寺で例大祭

箕輪町高雲寺で例大祭

 箕輪町木下区の高雲寺で25日、例大祭があり、地区住民が1年の無事を祈願した。
 これは、毎年4月25日に開かれているもの。この日は木下区の役員など約20人が参加した。
高雲寺は、昭和52年に本堂を火事で焼失。その時、本尊の五大明王だけは、伊那市の仲仙寺に移されていたため、現存している。
 五大明王は鎌倉時代に木曽義仲の家来が持ち込み、地域に流行していた疫病を沈めたと言われており、地域を救った恩恵から、寺ではなく木下区で管理してきたという。
 5体すべてが残っている貴重な明王像として、箕輪町の有形文化財にも登録されている。
 青沼久雄区長は「地区を疫病から救ってくれた大事な仏様。心をこめて1年間の無事を祈願したい」と話していた。

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