商工業制度資金融資枠拡大へ
南箕輪村は、商工業振興資金融資制度の村全体の融資額を5月から、2億4千万円増額し9億円とする。
27日役場で開いた南箕輪村議会全員協議会で説明した。
現在、村制度資金の融資限度額は6億6千万円で、今年3月末までに約8割の5億3千万円が活用されている。
村では、融資枠の拡大のため金融機関に対する預託金を増やし、融資限度額を2億4千万円引き上げ9億円とする。
平成20年度の制度資金の利用状況は71件で、融資額は2億3千万円となっている。
唐木一直村長は、「設備目的から運転資金へと小口の融資が増えている。村でも出来るだけ対応していくので、この不況を乗り切ってほしい」と話していた。
村制度資金に関する条例改正案は、30日に開く臨時議会に提出し、早ければ5月1日から施行する。