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高遠高校の教職員がAED操作学ぶ

 高遠高校(清水國利校長)は26日、AED(自働体外除細動器)を活用した救命講習をした。
 教職員約25人が受講し、生徒が事故に遭遇した場合や地域行事での人命救助を要する際に、適切な処置ができるよう技術を身に付けた。同校では救急講習を数回開いてきたが、AEDを取り入れた救命法を学ぶのは初めて。
 心臓がけいれんした場合などに電気ショックを与え心臓を正常な状態に戻すAEDは、自動的に心電図波形を解析し、電気ショックの要否を判定。必要な処置についてもセット段階から音声で示す。
 救急救命士や高遠消防署員が使用手順を解説。職員は真剣に耳を傾けながら、マネキンを使って実際にAEDを扱った。
 職員の一人は「AEDの取り扱いは思っていたより難しさはなかったが、いざという時に迅速に対応できるよう、1回だけでなく訓練を積み重ねたい」と話していた。
 12月には福祉コースの生徒も受講する予定だという。

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