伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2711/(水)

ニュース

保科正之公講演会

保科正之公講演会

 旧高遠藩主保科正之を祭る神事と、正之に関する講演会が29日、伊那市高遠町で開かれた。
 神事は3年前から毎年、正之が生まれた5月7日付近に行っている。
 今年は正之生誕398年。会場には、保科正之の大河ドラマ化実現のための全国組織、上伊那の市町村議員連盟など50人が参列した。
 小坂樫男伊那市長は、「大河ドラマ化は必ずや実現すると確信している。これからもご協力いただきたい」とあいさつした。
 そのあと開いた講演会は、4月4日に建立した正之と母お静の像の建立記念として開いた。
 講演者のうち、江戸幕府を築いた徳川家康から数えて18代目となる徳川恒孝さんは、戦国時代から江戸時代への変化について説明した。
 徳川さんは、江戸時代に貨幣経済が発展し経済状態が安定していたことを話し、「正之公の政治は儒教を基礎としたモラルの高いものだった。正之公は経済安定のキーマンだった」と解説していた。

前のページに戻る 一覧に戻る