メーデー
雇用確保など訴え
5月1日は労働者の日、メーデー。
派遣労働者の解雇などが相次ぐ中、伊那市内では、労連系の労働組合が雇用の確保などを訴え、アピール行進をした。
1日は高校の教職員組合や上伊那医療生協の労働組合など20団体300人が参加し、派遣労働者の労働条件改善や医療、年金制度の充実などを訴えるプラカードを持ち、いなっせ前から伊那北駅までの間を歩いた。
また、アピール行進に先立ち開いた大会では、政府や自治体に対し、雇用セーフティーネットの整備などを求める内容を盛り込んだメーデー宣言を採択した。
島崎明実行委員長は、「経済危機の影響で日本では派遣労働者などの大量首切り、中小企業の倒産が相次いでいる。働く者の団結で、雇用を守り、生活と権利を守っていこう」と訴えた。