箕輪町上の平城跡の斜面を“果実の里”に
箕輪町南小河内の住民有志は、区内にある上の平城跡の斜面を整備し「果実の里」にする取り組みを始めた。
上の平城跡の斜面は、これまで人の手が入らず荒廃地となっていた。
区の住民有志らは、この場所を花や果物の収穫が楽しめる「果実の里」にしようと、整備に乗り出した。
これまでに樹木の伐採や下草刈りを行ったほか、遊歩道を造った。
5日にはアンズや桃、しだれ桜の植樹をした。
地区内でワインづくりなどをしているグループで、荒廃地の整備を計画した「信州みのわもみじ湖夢くらぶ」の根橋英夫代表は、「この場所が箕輪町の名所の一つになれば」と活動に意欲をみせる。
植樹作業には、夢くらぶのメンバーのほか、整備計画に賛同した区内の有志約40人が共に汗を流した。
夢くらぶでは、将来的にアンズや桃のオーナーを募集しオーナーには収穫を楽しんでもらう計画をしている。
また、アンズや桃の数も徐々に増やしていくという。