西春近南保育園 命の大切さ学ぶ
伊那市の西春近南保育園で28日、園児と保護者が命の大切さを学んだ。
講座は保育参観に合わせて開かれ、年長園児と保護者が上伊那助産師会の助産師から話を聞いた。
講座ではまず、保護者や園児の心臓の音を聞き、その後保護者の妊婦さんに協力してもらい、お腹の中の赤ちゃんの心臓の音を聞いた。
園児たちは、早さの違いにびっくりした様子だった。
助産師の鹿野恵美さんは、「赤ちゃんの心臓は小さいので、みんなよりたくさん動いて頑張っている。こんなに小さいのにすごいね」と話した。
また生まれたばかりの赤ちゃんと同じ大きさ、重さの人形を実際に抱っこした。
下平緑園長は、「体験をとおして小さいなりに命について考えて欲しい。豊かな心を持った子どもになって欲しい」と話していた。