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4月有効求人倍率 過去最低

 4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.31倍で、2月から3カ月連続で、過去最低を更新した。
 伊那公共職業安定所の発表によると、4月の上伊那の求人倍率は、3月の0.37倍を0.06ポイント下回る0.31倍となった。
 県内平均は0.41倍で、上伊那は上田、飯山に次ぎ3番目に低い数字。
 伊那公共職業安定所によると、上伊那地域には製造業が多く、その製造業の求人が依然として少ないことが関係しているという。
 また、月間有効求人数は、前の月より166人少ない1,822人、月間有効求職者数は前の月より356人多い5,802人となっている。
 伊那職安では、4月は3月で定年や契約終了となった人が新たに登録するため、毎年求職者数が増えやすい月だが、今回の求人倍率低下の要因は景気不振が大きいとしている。
 伊那職安への登録者数は、5月に入り減少傾向にあるということだが、職安では「景気回復となる材料がないため依然として先が読めず、楽観視できる状況ではない」としている。

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