向山竹脩さん「源氏物語」書展
伊那市山寺在住の書家向山竹脩さんによる「源氏物語」をテーマにした書展が、伊那市のぶぁんてあんで開かれている。
向山さんはこれまで、井上井月をテーマにした書展を開いてきた。
今回は、紫式部の「源氏物語」をテーマに選んだ。
12点の作品には順番がありストーリーに沿って並んでいる。
源氏物語の主人公光源氏が、生まれてから成長するまでの序章にあたる物語の中から登場人物が詠んだ和歌を作品にしている。
作品一つひとつに、向山さんの解説も付いている。
向山さんは、「源氏物語は、日本人の心を学ぶのに最適の超一級の作品。紫式部の作品は奥深い」と話していた。
この作品展は10日まで。向山さんによる源氏物語を読み解く講座は12日から、ばぁんてあんで開く。